我々日本人は古来より最も自然を愛し、最も自然と共存共栄してきた民族です。
そして森林は神宿る聖なる山として又生命の根源として崇め祀られてきました。
日本には八百万の神様がいらっしゃり、樹木や山など自然そのものを神様とする神社も全国に数多く存在します。

鎮守様とはその地域をお守りする氏神様や産土神様など土着の神様のことで、鎮守の森とは言葉通り神様が住んでいらっしゃる森林で、鎮守の森は遠い昔より台風や火事などの災害から地域の人々を守ってきました。
数年前國學院大學が東京都23区59神社を調査し、その報告書を環境庁に提出したそうです。
この調査によれば神社にある鎮守の森では、 日本の平均的に森林に比べて地球温暖化の原因であるCO2(二酸化炭素)を3.3倍も吸収しているそうです。
理由として鎮守の杜にはCO2吸収量が多いシイ(スダジイ)、カシ、クスノキなどの 日本古来の樹木が多いことが挙げられるとしています。 また、鎮守の杜がヒートアイランド現象の緩和にも役立っていることがわかりました。
公園緑地とその周辺との温度差が5.0度になるのに対し、鎮守の杜と外の道路との温度差は9.5度にもなり地球温暖化の抑制にも有効であるとされています。
それ以外にも小鳥や小動物などが生息したり、我々人間にも様々なリラックス効果を与えてくれています。

近年日本は急速な近代化が進み、年々自然が破壊され、特に都心部では公園や鎮守の森がかろうじて自然を残すという状況になっています。しかしその鎮守の森も道路拡幅や周辺地域の環境の変化により全国各地で年々縮小を余儀なくされているそうです。 神社本庁では「毎年、全国で東京ドーム13個分のペースで鎮守の森が消えている。いったん消失した鎮守の杜は再生が難しい。」とのことだそうです。
私達の住むこの亀有の街もここ数年で急速な変化を遂げています。街には人があふれ、週末にはショッピングセンターに向かう車で環七に長蛇の列が出来るほどになりました。しかしその一方で近隣問題や環境汚染等で伐採を余儀無くされた樹木が相次ぎ、元々自然が少ない亀有ではありますが近年はますます自然本来の緑を目にする光景が少なくなってきているように思えます。香取神社の樹木たちも周辺環境の変化により年々衰弱してきている樹木が数多くあります。

私たちの子供の頃は放課後になると境内が遊び場となり、そこで樹木や自然と触れ合い様々な自然の仕組みを学びました。そこで当香取神社では20年後、50年後、100年後の亀有の子供達に日本古来の樹木たちの森を残そうと、植樹プロジェクトを発足いたしました。

現段階では現存樹木の保護、スダジイやクスノキなどの幼木、苗木の植樹活動などを行っていますが、将来的には地元の子供たちや賛同者を集め、植樹祭として毎年境内特定スペースにみんなで植樹をしていき、ある程度育った物は境内また亀有各地に移植していきたいと考えております。

まだまだ小さなものではございますが、毎日の参拝の際に苗木を観察する等その他本当に些細な事でも結構です。
是非ご理解ご協力をお願い申し上げます。

                            
亀有香取神社 宮司 唐松 範夫

 

平成21年2月10日現在の植樹状況

スダジイ(シイの木):幼木6本 苗木13本

クスノキ:幼木3本 苗木11本


香取神社植樹プロジェクト協力者芳名

 藤井 定雄 殿

 藤井 正幸 殿

 藤井 剛之進 殿

 藤井 宥成 殿

 西岡 美智子 殿

 鷲崎 慶 殿

 株式会社 夢創庫 殿

 まづいや 殿

 焼肉レストラン 錦城苑 殿

 上井 憲一 殿

 マイリラクゼーシヨン もみじ 殿

 佐伯 博 殿

 ら〜麺 もぐや  殿

 JAZZ38 殿

 有限会社 田口化成 殿

 医療法人 翔光会 殿

 有限会社 トップギア 殿

 うなぎ割烹 川亀 殿

 風流炭火やきとり 鳥舎 殿

 亀有 十兵衛 殿

 豚のホルモン焼 大力 殿

 酒膳屋 彩 殿

 ひょうたんカフェ 殿

 横丁堂印房 殿

 ふろしきや 殿

 白うめ塾 殿

 マナベボクシングジム 殿

 食道場くじら組 殿

 石原 初喜 殿

 ももたろう鍼灸院整骨院 殿

 石原 順 殿

 鍼灸、指圧本間治療院 殿

 岡澤 琉花 殿

 亀有おもてなしダイニング せんさん 殿

 岡澤 怜乃 殿

 広島お好み焼き おこたろう 殿

 松本 志穂 殿

 有限会社 サン・ホーム 殿

 玄品ふぐ 亀有の関 殿

 宮崎日南真幻の地鶏焼 じとっこ亀有店 殿

 株式会社じも研 殿